❁四神相応❁

こんにちは❁
atelier＊kiri＊の樹璃です。
東西南北にいらっしゃる神様をご存じですか？

この名前を一度は聞いたことがあると思います。
この神様は “四神” と呼ばれています。

風水において四神は大事な思想です。
家の中の東西南北の方位に “四神” を象徴するようなアイテムを置いて、その方位をふさわしくすることを “四神相応(しじんそうおう)” といいます。

住んでいるお家を “四神相応” にすることで運気がすごく上がります。
風水を取り入れることで、意外と簡単にお家を “四神相応化” させることが出来ます。

”四神相応” とは？

方位は風水の基本中の基本です。
ベースは “東西南北” にあります。
４つの方位を司る神様を ”四神” と呼びます。

”四神” はそれぞれ意味を持っています。

四神	色	方角	季節	五行	時間
青龍	青	東	春	木	朝
朱雀	赤	南	夏	火	昼
白虎	白	西	秋	金	夕
玄武	黒	北	冬	水	夜

四神のイメージ

青龍：さわやか、軽い、訪れ
朱雀：楽しい、自由、明るい
百虎：重厚、実り、収穫
玄武：厳格、まじめ、モノトーン

“四神相応化” させるということは、お家の東西南北をこのイメージに合わせていくことをいいます。
もし、家がまっすぐ東西南北に向いていない場合は、南東を青龍、南西を朱雀、北西を白虎、北東を玄武で見てください。

風水的 “四神“ の整え方

では、お家の中を “四神相応化” させてみましょう。
家の東西南北を “四神 “ が持つそれぞれのイメージに整えていきましょう。
そのときに気をつけたいポイントがあります。

　東・青龍（さわやか、軽い、訪れ）
東は太陽が昇ってくる方向です。
このパワーをできるだけにお家に取り込めるようにしましょう。
外からの活気や情報を取り込む方向でもありますので、ゴチャゴチャと物を置かないことが大事です。
タンス etc…収納するための大きな家具は、東側には不向きだと云われています。

　南・朱雀（楽しい、自由、明るい）
南の方向は、太陽の光が一番たくさんはいってくる場所です。
東西南北の中で一番パワフルな場所です。
この方向にある部屋は活力の場となりますので、内装は明るく派手にしましょう。
仕事場にするのもおすすめです。

しかし、太陽の光が強すぎるとバランスが良くありません。
この方角は遮光カーテンを用いてコントロールしましょう。

もし、隣家 etc…の関係で太陽の光があまり入ってこない場合は、照明を明るめにし南国をイメージできる絵や写真を飾って南にふさわしいイメージにすると良いです。

　西・百虎（重厚、実り、収穫）
百虎が司る西の方向は、金運にとっても影響があります。
この方角には収穫と収蔵を意識して、タンス etc…の大型家具や貴金属を置く場所にすると良いでしょう。
もし、西日があまりにも強く入ってくる場合は、陽射しを弱めるよう厚手のカーテンに変えましょう。

　北・玄武（厳格、まじめ、モノトーン）
玄武が司る北は、変わらない地位や真理といったものを象徴しています。
北は太陽の光があまり入ってこない場所でもあります。
自宅の北側にある部屋は、渋めで落ち着いたインテリアが良く、寝室として利用するの良いとされています。

アイテムを活用して四神相応

東西南北の方位にアイテムを置いて四神相応化する方法があります。
手軽な方法なのでアイテムから取り入れてみましょう。

　東・青龍（さわやか、軽い、訪れ）
テレビやパソコン etc…の外部からの情報を得るもの。
軽めの木製の家具。

　南・朱雀（楽しい、自由、明るい）
テレビやオーディオ etc…賑やかなもの。
金魚を飼っている水槽。
鳥の置物を飾ったりすると、ラッキーチャンスが入ってくると言われています。

　西・百虎（重厚、実り、収穫）
金庫、本棚、収納棚。
賞状やトロフィー、貴金属。

　北・玄武（厳格、まじめ、モノトーン）
仏壇や神棚、お札 etc…厳格なもの。ご先祖様の遺影。
時計のように “きっちり” しているもの。
亀の置物を飾ると、サポート運が上がると言われています。
もちろん本物の亀を飼ってもいいですね。

配置替えで四神相応

部屋の中に置かれているものが四神相応になっているかチェックしてみましょう。
そして、それぞれふさわしい場所に置き換えましょう。

テレビやオーディオが北側にあったら、それを東か南に移動させましょう。
賞状やトロフィーを東に飾っているのなら、西に置き場所を変えます。

仏壇や神棚 etc…移動に大変な物もありますが、配置換え出来るものは少しずつでも変えていきましょう。
少しずつでも変えることで、お家の中が “四神相応” になっていきます。

玄関やトイレ、キッチン etc…は場所ごとに置いて良いものがあります。
置いて良いアイテムかどうか、五行を考えて適切な方位に配置しましょう。
玄関とトイレに置いていいものは、こちらで紹介していますので参考にしてください。

観葉植物や絵・写真は、家の中のどの方向に置いても大丈夫ですが、どんなものを飾るかは置く方位によって違うので見直しましょう。

まとめ

四神は風水でよく使われています。
基本を覚えてしまえば応用することも出来ます。
ぜひ四神を活用してみましょう。

人生の年代を示す青春、朱夏、白秋、玄冬は四神から成ります。
「論語」での孔子の言葉ですが・・・

【学を志す16歳から30歳になるまでが青春。
立身の30、不惑の40、天命を知る50を過ぎるまでが朱夏。
耳に従う60歳の前後が白秋で七十にして心の欲する所に従って、矩（のり）をこえずという年代が玄冬。】

人生の流れも四神になっているんです。
しんどい時・辛い時の乗り越えるヒントになると思います。
四神相応を活用して運気を上げましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。
　　atelier＊kiri＊　　樹璃

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